数年前、友人からの作品展の案内に富士吉田はすごいところとあったので行ってみると、ほんとうに富士山の裾野。ナノリウムという、その画廊兼喫茶店は富士山の登山口近く。あたりを車で走るとすそ野の緑に包まれまくるという場所。
富士山は高すぎて、少し天気が悪いとすそ野の緑は綺麗でも山の形はなかなか見られません。ところが、何回目かのこの5月、天気に恵まれ朝からピカピカの富士山にお目にかかれ、車で市内を走ると突然「おーーー」としか言いようのない、巨大な富士山がそこかしこに現れるのです。あの「おーーー」はこれまで体験した事がない「おーーー」。
しかも、前にも書いたかもしれませんが、屋根とステージの壁が開閉式で天気が良ければそこに富士山が現れるという河口湖ステラシアターというホールまであるのです。先日、天気が良いことを祈りながらそこでのピアノフェスティバルに行ってきましたが、残念ながら今回もホール全開の演奏会はおあづけ。
富士吉田は、富士山、演奏会とナノリウムの三点セットでいつもとても楽しいのですが、今回は残念ながらナノリウムが開いていませんでした。一人で行ったので、三日間会話らしい会話をする事がなくて、話したのは、ホテルの外国人の従業員さんとコンビニの外国人店員さんに小声で「ありがとう」、ご飯屋さんで「うな重並みひとつ」だけだったという話です。

